雪解け春待ちアスパラについてインタビュー
大手出版社、ポプラ社が発行する『「旬」がまるごと 6月号』
2010年5月発行に、矢倉さんのグリーンアスパラガスが記事として掲載さ
れることになりました。
4月7日。ポプラ社の取材チームが矢倉さんのアスパラ栽培ビニールハウ
スにお邪魔して、生産者の矢倉さんにお話を伺いました。
その時の内容をお伝えします。
アスパラ一筋30年の苦労や喜びをたっぷり伺いましたので、興味
のある方は読んでみてくださいね。
矢倉さん : 俺もう、72になってもう、ようやくへとへとになってやっているんだ。
記者 : へぇー。
記者 : 何棟くらいあるんですか?
矢倉さん : 85メートル15棟あるんだ。
記者 : えー!これの他に露地も?
矢倉さん : 露地も2棟か3棟な。
記者 : グリーンアスパラだけですか?
矢倉さん : 去年までタマネギ作ってたけど、息子が具合悪くなってやめたんだ。
記者 : アスパラガスを作り始めて何年くらいになるんですか?
矢倉さん : 昭和56年からやってるから、30年近いな。
記者 : その当時アスパラを作ってる所ってあんまり無いですよね?
矢倉さん : そうだー。中富良野で俺が初めてだったんだ。
      苗をあの時3万本くらい作ったんだったかな。
記者 : へー!
矢倉さん : これ当時で4千本くらいできるからな。
記者 : それまでは他の物を作っていたんですか?
矢倉さん : うん。水稲だけだったんだ。だけど転作でだんだんなくなってきて
      農協の指導で苗作って、お宅の方の地区で支給させてもらえんかい
       っちゅうことで作り始めて、
      アスパラの場合、苗で植えて収穫開始までになるまで3年かかるんだよ。
記者 : そうですよね〜。
矢倉さん : だけどまぁやってみたところ、それなりに収入もあがったからな。
       その当時そんなみんなやってなかったからな、今は150gだけどな
      当時200gだったんだよな。
記者 : 150g何本くらいなんですか?
矢倉さん : Lサイズ6本くらいで150g。
      もう何十年もやってたらな、太さ見ただけでこれはLサイズとか
      すぐわかる。
記者 : 初めてアスパラガスを見て食べられた時ってどんな印象でした?
矢倉さん : そうだな〜。あの〜まぁその前からアスパラの味っちゅうのは
      ある程度わかてたから、結局草みたいにはえてるわけだから、
      それをアスパラだって食べたもんなんだ。
      だけどそんなに興味はなかったな、その当時。
記者 : この辺で自生してたんですか?
矢倉さん : うん、そう。山の人は持ってきて少し植えたって言ってたかな
      俺がここへ来たのが昭和38年だけど、昭和29年か30年頃
      ここ富良野にたってここで作ってたんだ。
      前に居た人が作ってたんだよな。それを食べた事ある。
記者 : ふ〜ん。
矢倉さん : だからやっぱり収入になるまで3年かかるからな。
      だけどいざやってみたら
      北海道で集団で作るの初めてだからな
      札幌の市場に出したら大評判になってな、
      そして凄い高値で取引してくれてな、
      200gで出始めたら500円きたからな。
記者 : へぇ〜。200gで500円て凄いですね〜。
     それは昭和56,7年頃?
矢倉さん : そうそう、始め頃。
      それからだんだんみんなこれは良いもんだっていって
      だんだん増えてってな、今はもう富良野農協の考えで
      アスパラの取引だけで約2億くらいあるんだよね。
記者 : やっぱり2億って凄い額なんですか?
矢倉さん : うん、まぁ一品目1億あればな
記者 : 最初アスパラガス売れると思いました?
矢倉さん : うん、あの〜思ったね。食べてみたら旨いもんだからな。
記者 : ふ〜ん。
矢倉さん : まぁ〜あの俺を農協の職員が指導してくれてな、
      今も、その人の当時の話も良くするよ。
      まぁ俺の農業人生40年になるけど、アスパラと共にもう…アハハ
記者 : あ〜凄い
     アスパラガスのおいしさってどんなところですか?
矢倉さん : うちは〜料理油炒めから、マヨネーズにみそを混ぜて
      湯がいたのをあえたり、それと天ぷらもな、あとは湯がいたのを
      マヨネーズで食べたり、だいたい食べるのはそれくらいだな。
      まぁそれぞれ調理の仕方によっていろいろ差があるから。
      アスパラっちゅうのは、かじってばかりだけど、なめてごらん!
記者 : (アスパラの株もと、切り口をなめて)えっあれ?あま〜い!!凄い甘いですね!
祐一さん : 食べてらっしゃるの農薬入ってないから。
矢倉さん : だから調理しても全然砂糖なんて使う事ないからね。
記者 : この甘さってとれたてだからこその甘さなんですか?
矢倉さん : いやいや、とれたてだからだんだん糖分がうすくなる。
記者 : すっごいおいし〜!!おやつだよ〜。
    これって糖度は?
矢倉さん : おそらく糖度10度くらいあるんじゃないかな。
記者 : 凄いですね〜。そ〜長野県の生産者の所に行ってきたんですけど
    こんなに甘くなかった。なんでこんなに甘いんですかね?
矢倉さん : やっぱりそこのうちそこのうちでみんな栽培管理の方法が違うから。
      うちは決定した土作りをしてるから、糖度は良くなる。
記者 : 土作りとはどういう風に、なにかこだわられていることは?
矢倉さん : お客さんにやっぱり好まれる味の良い物を作る。
      土作りをしていればおのずから野菜もちゃんと答えてくれるから。
記者 : ふ〜ん。土作りが一番大事?
矢倉さん : そうそう。野菜なんてみんなそうだよ。
記者 : この土にするまでどのくらいかかったんですか?
矢倉さん : いや別に〜そんなに気をつかうこともなく、
      ただそんなに経費はかけてないからな、土作りは。
      単なる初年分でそれでも投資額でたい肥なんかいれたら
      10万は土作りにかけてるかな。
記者 : ふ〜ん。
矢倉さん : こやってハウスやれば投資金額で100万くらいかかるな。
      だからねぇ〜元取るまでしばらくかかるな。アハハ。
祐一さん : かかるね〜。
矢倉さん : だけどまぁ割と昔と違って今はビニールあったら
      3年でも5年でも使えるからな。だから昔からみたらずっと経費
記者 : あ〜もちが良くなってるんですね〜。
矢倉さん : うん、良いんだよ。
記者 : なるほど〜。中富良野の土自体は、特徴ってあるんですか?
矢倉さん : いや〜土自体は下泥炭地だから。
      やっぱり泥炭地はアスパラには向いてるね。
記者 : へ〜。泥炭地なんですか。泥炭地が良いのはどういう理由で?
矢倉さん : やっぱり水もちが良いんだな。
記者 : あ〜水分たっぷり
    気候的にはどうなんですか?中富良野のアスパラガスって。
矢倉さん : まぁ今年は例年からみたらずっと寒いからな。
      二重にしても中マイナスになるからな。
      両サイドなんか結構、縛れるんだ。かちかちに凍ってるんだわ。
記者 : 凄い寒いと、糖度ををギュッとたくわえるみたいな在庫とかも言いますけど
     グリーンアスパラはどうなんですか?
矢倉さん : 別にまぁマイナスさえならなっかたらどうにかこうにか成長はする。
記者 : 寒いとあんまり出ないんですね〜。 
矢倉さん : 大体こういう生物っていうのはなるのに積算温度でないの。
      計算した事ないけどな。
記者 : 長い時間かかるんですね。
矢倉さん : うん、大体。芽をだしてから30pくらいのびるまで
      10日もかかってるんでないか。
記者 : 30pで10日?なるほど〜。
矢倉さん : まぁ問題はやっぱり太陽さんだ。太陽さんが照るか照ないかで全然!
記者 : へぇ〜。それって定植するまで1年、定植してからまた1年たって収穫とかも
    全部で3年みたいなことですよね〜。
矢倉さん : うん。苗を作ったら4年目だわ。苗を作って次それを畑に貨殖して
     それを掘り起こして、そしてまた定植して。
     生殖したら2年目で何とか収穫できる。
記者 : それってやっぱり根株が育ってからやっと…
矢倉さん : このグリーンアスパラガスの下の根っこってもの凄いんだよ。
      割り箸ぐらいの太さの根っこが一株に何百本もうわぁ〜ってはえてるから。
      タケノコと同じだぁ。タケノコの根っこも凄いしょ。
記者 : 一つの株で何年くらい育ってくるんですか?
矢倉さん : 大体長く上手く作れば10年。中には15年も作ってる人もいるけど。
      俺はもう大体8年くらいで。この株の畑は6年目かな。
      段々細くなるから。
記者 : そうなんですね〜。やっぱ新しいのがどんどん太いのが?
矢倉さん : 段々株が広がってくるからな。
記者 : 株が広がるっていうのは?
矢倉さん : 幅が広くなる。最初は本当ちょこんとしたもんで、
      それが段々おがってくるから、それだけ
記者 : あ〜そっかそっか。なるほど〜。
矢倉さん : 俺来年からもう6列植えるのやめて5列にしようかと思って。
記者 : あっ6列だけど5列で。
    でも本当に見てると太くてまっすぐで凄く美人なアスパラガスなんですけど、
    きれいに作るコツってなにかあるんですか?
矢倉さん : きれいって大したコツはないけど、アスパラの出始めの芽っていうのは
      赤ちゃんみたいなもんでな、小さい時に虫にかじられたら
     そこのかじられたとこの成長が止まるから、曲がってくるからな、
     そういうもんなんだ。
記者 : へぇ〜。じゃぁそういう時に虫がよりつかないようにするのが大変なんですね。
祐一さん : 矢倉さんは土作りをしっかりしているから土がやわらかいんですよ。
      だからまっすぐで太くて良いのが出てくるんですよ。
記者 : そっかぁ。ちゃんとまっすぐ出るって事ですね。
祐一さん : 粘土質で固くてやせた土で育てると、出る時に傷がつくんですよ。
矢倉さん : 今丁度大体みんなが出そろっているから見栄えは良いけどな。
記者 : へぇ〜。パッと見て、まぁ全部美味しいと思うんですけど、
    美味しいアスパラガスの見分け方ってどんな感じかなと?
矢倉さん : みんな美味しい!!アハハ〜
記者 : ですよね。
矢倉さん : おかげさまで、うちのお客さんはみんなおたくのアスパラよそのより旨いねって
      誉められるよ。でもおそらく俺は上手い事土作りに金かけてるもん。
     凄いもん。ちゃんとまず5月の10日までとったら今度
     土作りで肥料やったりなんかしてな、そんなのしたら
     最低でもいったん50万は超えるからな。kg1000円で500kgだから。
記者 : 土作りはいつもいつくらいから始められるんですか?
矢倉さん : 前の年の春からだよ。
祐一さん : 収穫終わった直後にもう
      頑張ってお前出てきたなと、その後大きく伸ばして
矢倉さん : 鶏糞は立派に500kgくらいじゃないか。それから肥料で30kgくらい
記者 : お金かかるんですよね。
矢倉さん : かかる、かかる。
祐一さん : お金かかるってより、労力なんですよ。
      でも労力かけるっていうのは当たり前っていうから
      それ全部たい肥まくって、機械じゃできないから
      半端じゃない手間が大変なんですよね。
記者 : このやわらかいのはなんですか?
矢倉さん : 大体このハウスでダンプに1台はあるよな。
記者 : へぇ〜。
祐一 : もうお金より労力が大変。
矢倉さん : いや、だけどまだ俺は黙って1回に千kgはとってるからな。
記者 : 千kg〜!?
祐一さん : このハウス2棟半くらい
記者 : なんかね〜反収で4トンとか5トンとかいってる人もよそにね〜
矢倉さん : いやあの〜内地行ったらみんな4トン5トンだよ。
      収穫期間が長いもん。内地は立茎してるから。
      今から採り始めたらずーっと今年の10月頃までびっちりとってな、
      1株から5本くらい良いの残して後は全部とるから。
記者 : りっけいはメリットは、長くたくさんとれるって事で、
     デメリットはどういう事なんですか?
矢倉さん : デメリットは結局、まず必ず毎日毎日出るから
      それにかかりっきりにならなきゃいけないね。
      だけど我々はそんな事にならない。
記者 : 味がやっぱり薄くなっちゃうんですか?
祐一さん : 人間のせいで、旬をずらしっちゃってるから。
       旬は出始めなんだよね。
矢倉さん : 出始めは最高!
記者 : 出始めっていうと、矢倉さんの所ではいつぐらいの時期なんですか?
矢倉さん : ハウスが3月の25日頃から。露地が5月のゴールデンウィーク頃から。
記者 : ハウスは3月25日からいつぐらいまで?
矢倉さん : 5月の10日。
記者 : 露地は?
矢倉さん : 6月20日。
記者 : そっか。なるほど〜。
矢倉さん : 大体40日ですね。
記者 : でも毎日この時期は収穫凄い大変ですね〜。
矢倉さん : 今日はたまたま天気が悪くて出ないからね。
      手伝いの人も人頼んでるけど今日は来てないんだ。
記者 : 必ず3人でやってらっしゃるんですか?
矢倉さん : そうだ。3人。多いとな。
記者 : そうなんですね〜。
    富良野地区ではアスパラ農家さんどのくらいいらっしゃるんですか?
矢倉さん : 200くらいいるんでないか。
記者 : へぇ〜。
    1番売上げでてるのは矢倉さん?
矢倉さん : いやいや〜。
      1000万とってる人いるよ〜2人くらい。
      俺は500万くらいだ。
記者 : へぇ〜。お金はかかるけど、でも失礼な言い方すると
    アスパラは儲かる野菜でわあるんですか?
矢倉さん : 結局売り方だぁ。農協に行ってる人だったらだめだけど
       俺はおかげさまで寺坂農園さんに入れてるから。
記者 : ほとんど?
矢倉さん : ほとんどっちゅうこともないよ。全体の半分くらいか。
記者 : お付き合い始められてどのくらいになるんですか?
矢倉さん : アスパラ取引3年目4年目くらいか〜。
祐一さん : そうですね。3年目かな。
      僕は18年前くらいから農家
記者 : へぇ〜。ちょっとそのあたりのお話を伺いたいんですが、
    収穫自体はどうやって収穫されるんですか?
矢倉さん : 鎌で苅るだけだ。だいたいなぁ、なれてくると
       これは取って良い長さだのだいたい頭のコンピューターが
       ビュッとくるからなぁ、わかるんだ。
記者 : へぇ〜。
矢倉さん : 昨日初めての人来たら短く取られて、
       もうっちょっと半日おけばいいやつをな、とられてな〜。
記者 : だいたい25cmくらいが目安?
矢倉さん : うん、そうそう。
記者 : なるほど〜。
    切ってその中の下の株はそのままにしておくんですか?
矢倉さん : 株はねぇ使う人は使ってる人いるけど、たいていそのままなげる。
記者 : 使う人は何に?
矢倉さん : チーズ工房に売って、アスパラのアイスクリームに
      使ってるんだ。アスパラの匂いがするわけよ。
祐一さん : 甘いし1番おいしいとこだしね。
記者 : アスパラは下の根本の方に行く程甘いんですね。
矢倉さん : そうそう。
祐一さん : 固くて筋っぽいけど、甘い!
記者 : へぇ〜。
    時期になるとどのくらい出荷されるんですか?何百本?
矢倉さん : 昨日で寺坂農園で大体10コンテナくらい持ってたぞ。
      ミニコンで10。これが最高なんだ。
記者 : 寺坂さんの所に昼も夜も
    仕事のその販売のきっかけはどんな経緯で?
祐一さん :  メロンをずっとやっていたので、おいしい野菜を届けていきたいという事で
       とうもろこし,ジャガイモ,かぼちゃ,タマネギを始めていて、
       矢倉さんの育てたおいしいタマネギを販売してたんですね。
       で、春はやっぱり富良野の美味しいものといったらアスパラガスなので、
       でもうちらはアスパラの美味しさは当たり前だから、そんなに喜ぶものでも
       ないだろうと思ってて、全然通信販売が成り立つと思ってなかったんですね。
       たまたま20件ぐらい食べて頂いて、そしたら凄い喜ばれたんで、
       それから3年前から本格的にお客様にご案内するようになったんですね。
記者 : へぇ〜。
矢倉さん : 旨い物食べたらな、どっか知ってるとこにおすそ分けするから
       そんなのが広がるんだ。
記者 : そうですよね〜。
祐一さん : 毎年伸びてますもんね。
矢倉さん : うん。
祐一さん : 2割2割伸びてますもんね。
記者 : もう全国から?
祐一さん : うん、全国、全国。
記者 : ちょっと感動しますね。相当美味しいんだなって。
矢倉さん : 早いから。茎がはえるまで。
       もう少し金掛けて飛行機で飛ばせばね、翌日配達だからね、
       なお凄いんだ。そのかわり2kgで2千円かかるわ。
       品物と運賃と両方同じよ。アハハ〜
記者 : 市場の通常の流通は10日かかるんでしたっけ?
祐一さん : 10日以上かかるね〜収穫してから。
記者 : やっぱり通常流通で10日くらいかかったものと、
    すぐ出したのと見た目も変わってくるものなんですか?
祐一さん : やっぱり少し見た目ふにゃふにゃになりますよね。
       みずみずしさがなくなって少し柔くなりますやね。
       束ねたらわかりずらいけど。
矢倉さん : たいていアスパラ見るお客さんはねぇ、束ねてる切り株を見るんだわ。
       切り株が乾いてたら、あぁこれだめだって。だから店も切るんだ。
       ぎりぎりのとこで。アハハ〜
記者 : なるほど〜。でもこんなみずみずしいの食べたら
    ちょっと他やっぱり食べれないですね〜本当。
祐一 : 日にちがたてばたつほど糖分と水分がどんどん消費されてくんだ。
    起きあがろうとするし生き延びようとするから。
記者 : あぁなるほど〜。
    生きてるんですね〜。
祐一さん : 生き延びるためにねぇ。
記者 : 品種はなんですか?
矢倉さん : これ
記者 : へぇ〜。
矢倉さん : オランダからくるんだ。種もの凄く高いよ!
      1粒20円もするんだ。
記者 : えっ!?高〜い!!
    そうなんですね〜。
矢倉さん : なんでこれにこだわって作るかっていったらね、
       この種は全雄でねぇ、10本多くなってる
       だから種つかんの。
記者 : なるほど〜。じゃぁいつもこう均等なんですね。
矢倉さん : うん、種つかんからなぁ、結局普通の種はだいたい
       雄と雌が5割で、そしたらその5割が全部種ばっかりついて
       そこに種が落ちるわけよ。そしたらもの凄くまっすぐにはえるの。
       したら今度草取りするのに大変なわけよ。
       ところがこれは1つも100%全然実がつかないから、後の管理が楽なのよ。
記者 : そしたらこれはF1?
矢倉さん : うん、F1。
記者 : へぇ〜。有機栽培になるんですか?
矢倉さん : うん、そうだよ。
記者 : それは最初から有機でやってらしたんですか。
矢倉さん : そうだぁ。もう基本的には、いやそれでも無農薬っちゅう事になるかな。
       虫つくから。虫を野放しにすると結局葉っぱみんな食っちまうんだわ。
       だからそれはしてる2回くらいね。それ以外してない。
       だからまぁ去年の夏に農薬まいてるからな、なんももう一冬こしてるから。
       実際にはいっさい農薬かかってないから安全なんだ。
記者 : そうですね〜。
     タマネギとかいろいろ作ってらっしゃいましたけど、他の野菜に比べて
     難しい所ってどんな所ですか?
矢倉さん : 基本的にはそんなに難しくわない。だけどまぁ基本はなんでもそうだけど
      畑とか排水対策がね、ちゃんと管理してるかしてないかで
      すぐその証拠でるんだ。排水が悪いとそこに水がたまって株が育たんからね。
記者 : へぇ〜。
    収穫の時期は、朝何時から夜何時までお仕事されてるんですか?
矢倉さん : 朝早いよ〜。もう5時頃になったらもうとってるよ。
記者 : え〜そうなんですね〜!
矢倉さん : もう年寄りだからなぁ、典型的な早寝早起きなんだ。
       19時にはもう寝てるから。
       だけど70歳すぎたらもう元気なくなってきてるから。
記者 : 十分お元気ですよ アハハ〜
    アスパラガスはこの時期毎日食べられてますか?
矢倉さん : 6月20日ぐらいまでまず食べない日がない。
記者 : 飽きないですか?
矢倉さん : 飽きない。なんかなぁ、アスパラ食べたら
      元気でるぞ!!
記者 : あぁ〜。
    どうやって食べるのが一番お好きですか?
矢倉さん : やっぱりみそマヨネーズだな。
       みそとマヨネーズあわせたものに湯がいたアスパラを
       混ぜて食べるのがもう最高!
記者 : やっぱりアスパラにマヨネーズって凄くあいますよね〜。
祐一さん : どれくらい混ぜるの?半分半分くらい?
矢倉さん : そうだぁ。
記者 : みそは普通のみそですか?
矢倉さん : うん、買ったみそ。
記者 : へぇ〜おいしそう。お酒のつまみにもあいそうですし アハハ〜
矢倉さん : 札幌の知ってる人にアスパラもってってその場で
       こうやって食べたら旨いよって言ったらそこの子が
       早速調理してみんなお客さんに出したら大好評だったって。
記者 : へぇ〜。
     寺坂さんの所に出すようになって、やっぱりなんかこう
     栽培にもより力が入ったりだとか、何か変化はありました?
矢倉さん : 基本的に人間っちゅうもんは
       したら結局農協はいろいろ経費がかかるから
       でもそれがないから実質手元に入るお金がずっと良いんだ。
       だからいろいろあったけどな、だけどまぁ妥当な点でな、
       契約してるんだけどな。
矢倉さん :  だから千sいっても130万だからたいした金額でないんだ。
       今のところ注文は900kgだから。たいしたことないんだ。
記者 : 農協経由で出荷された物は、普通にスーパーとかで
    販売されてるって事ですよね〜。
    じゃ基本的に北海道内ですか?
矢倉さん : そうだ。札幌がだいたい7割くらい。
       札幌がやっぱり
       だから札幌にほとんど行くよ。
記者 : ふ〜ん。
矢倉さん : だいたい年間ハウスだけだから、富良野農協で
       全部で2億だからな。
祐一さん : あぁ、農協あんまり本州送ってないんだ。
矢倉さん : 送ってない。北海道のものは
       ほとんど行ってないよ。
       露地になったらね、結構行くんだ。
       だけどハウスはほとんど行かない。
記者 : へぇ〜。
矢倉さん : なんか知らんけど今年
      去年とかと比べるとえらい安いんだよね。
記者 : そうなんですね。
矢倉さん : 150gで言ったらな、kgで240円くらいだな。
       売れ残ったらもうなげるからな。
記者 : 収穫する鎌は普通のですよね?
祐一さん : アスパラ用の。長さ書いてるから。
記者 : へぇ〜。
    さっきアスパラガスを食べて思ったんですけど、
    繊維が割と固いのがあるのはどういう違いなんですが?
矢倉さん : やっぱり良い環境で育ってないアスパラは固いよ。
       もしくは、しばれたやつなんかは固いよ。
       絶対歯に繊維残るから。
記者 : そうですよね〜。全然残らない、やっぱり矢倉さんのは。
     土作りの他に何かこだわられている事はありますか?
矢倉さん : ん〜たいしたないわ。
祐一さん : わかんないんだよ(笑)
記者 : ですよね〜。もう普通になってらっしゃると思うんですけど アハハ〜
    寺坂さんから見てどうですか?
祐一さん : 風が吹けばビニールハウス守のに必死だしさぁ〜
       雪が降ればもう夜中でも雪下ろしの
       全然当たり前だと思ってるから。アハハ〜
矢倉さん : アハハ〜
記者 : でも雪なんて大変じゃないですか。
矢倉さん : この前の風なんか30年に1回くらいの風吹いたなぁ。
祐一さん : 押さえてても吹き飛ばされて、猛烈な風の中
       救わなきゃいけないからね。なにがなんでもね。
矢倉さん : なんせね自然にさからってるからな、ハウス栽培は。
       それだけの自然をうけるんだからな。   
祐一さん : 2月の頭にハウスかけるっていうけど−20℃だから。
       やんなるから(笑) 
矢倉さん : アハハ〜
記者 : −20℃って日中?夜?
祐一さん : 朝だね。8時半くらいが最低気温くるんだよね
矢倉さん : いや、だいたい7時くらいだ。
記者 : えぇ〜。
祐一さん : もうね、本当に痛いくらい。
記者 : うわぁ〜。
祐一さん : だからもうね、鍛えられて。早い時から人より努力してるから
       人より早く
記者 : −20℃は本当に恐れ入りました。
矢倉さん : 自然にさからってるからしかたねんだ。
記者 : アスパラガスは露地とハウスって全然
矢倉さん : 露地はその分単価安いから。
記者 : やっぱり出来は違うものですか? 
矢倉さん : ん〜露地はねぇ結局保護されてないから
       自然の風とか霜とか天候に左右されるから
       どっちかって言ったら露地の方が固いよ。
記者 : あぁ、そうなんですね。
矢倉さん : 曲がるの多いし、かくが多いしね
      まぁ露地はねぇ、やっぱり霜にやられるし…
−−−−−−−−−ここまで−−−−−−−−
まだまだお話は続いたのですが、
ここでICレコーダーのバッテリーが切れてしまいました…。
アスパラを育てる大変さや、矢倉さんがアスパラガスに込めている気持ちが伝わりました
でしょうか?
この雪解け春待ちアスパラに込めている思いがあなたに伝われば、
生産者としてとてもうれしく思います。
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